読了本
- 「虐げられしテクラ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)」シリーズ中最も人気がない巻らしい。納得(^_^;)。いままでの快適な感じがない……つーかマローラン様たちがでないとこーしまらんというか……。
- 「おおきく振りかぶって(8) (アフタヌーンKC)」きゃー!きゃー!桐青高戦が終了です。気持ちもりあがりすぎ。あまりに面白くて、何度も読み返してしまいました。野球にあまり興味のない人でも、心理戦とかに興味があるなら面白いことうけあいです。お互いがお互いのことをわからずにさぐりあうこの感触がたまらんのです。満足!
……帯に「高校時代をやり直したくなる」とありますが、私はぜんぜんならんなあ。こんな「青春」私にできるわけないもん。ありえない!と断言してしまう。こういう生活してるひとたちがいないとはいいませんが、これだけ人数集まれば、一人は三橋をいじめてると思います。……というのはなしにしても、私はこんなことできるほど素直な高校生にはなれない……技術的に無理。
こんなこと真顔でいい場面で言えてしまう、そしてそれをあとで反芻してもあれでよかったと思えてしまう花井くんは、とてもイイコです。
「三橋!! あとのことはまかして お前の一番いい球 投げろ!!
お前の投げる球なら 誰も文句ねェから!!」
花井「おおきく振りかぶって(8) (アフタヌーンKC)」(ひぐちアサ・講談社コミックスアフタヌーン)P124より