「シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ)」両親を殺されて児童養護施設で妹と暮らしている高校三年生。ある人から呼び出されて向かった先では不審な出来事が……。「ホームズのような」特殊な能力を持つひとびとのお話。なかなかにヘビーでとっぴな設…

「もう過去はいらない (創元推理文庫)」二巻目はちょっといまいちでした。孫とのやりとりが面白かったのに、ほぼそれがなくなってしまった。 「黒猫さんとメガネくんの学園祭 (角川つばさ文庫)」黒魔術マニアの黒猫さんと、彼女と「片恋同盟」を組んでいるメ…

「もう年はとれない (創元推理文庫)」ユダヤ人として強制収容所に入れられた過去を持つ、元有能な刑事が、すっかり老後となったけれど、意気は盛んでとりかく口が悪い（笑）。恨みを持つ軍人が実は生きていたと聞き、しかし嬉々として捜査に乗り出すでもなく…

「過ぎ去りし王国の城」宮部さんのファンタジーは久しぶりに読んだ気がする。銀行に貼ってあった「絵」には不思議な現象があって……というところから始まる、学園カーストの下にいる女の子と男の子の話。たしか、表紙の黒板の絵は女子高生が描いた、というの…

「PINK (文春文庫)」ある時から、夫が「別人」になった？震災で失った婚約者のことが忘れられない妻は何に「巻き込まれた」のか？謎がいろいろと多くてサスペンスを楽しめました。

「(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚しちゃうと絶体絶命!?~ (ビーズログ文庫)」うおー！これはすごいもりあがるわ！あの人でてこないかなーと思ったらでてくるし、しかもあそこの二人でこーしてあーして……みたいなもりもりだくさんです！前巻がこの巻の前ふ…

「（仮）花嫁のやんごとなき事情 -離婚のはずが大波乱!?- (ビーズログ文庫)」死んだはずの彼が、生きていた！？孤立したシレイネは少しずつ足がかかりを掴むが……これは確かに大波乱。もうすぐ続きが出るまで待ってよかった。よーやっと秘密も明かされてきて…

「公爵令嬢の嗜み (カドカワBOOKS)」ネットでも読んでいました。孤立した公爵令嬢が、家人とともに領主業に乗り出すストーリー。イラストがかっこいいです。侍女いいなー。

「東京すみっこごはん (光文社文庫)」さみしい気持ちのときに見つけた「すみっこごはん」集まった人々がかわりばんこに料理をする。うまいときもあれば、まずいときもある。それでも集まるのは……。落ちはまあおいておいて、高校生のカースト問題は根が深そう…

「この恋と、その未来。 ―二年目 春夏― (ファミ通文庫)」未来との同居も解消し、恋人に思いを向けようとする四朗。しかし……。今回はかなり暗い雰囲気でしたが、面白かった。父親と同じ（かどうかしわからんが）クズになるのかとおもいきや、四朗は好きな人に…

「世界を救った姫巫女は (レジーナブックス)」聖女の務めをがんばったごほうびに、と許可をもらった憧れの騎士との結婚。しかし、彼は「子ザルにしか見えない」と言っているのを聞いてしまって……。予告通り、加筆がされてよりよい作品になっていました。こう…