読了本

• 「はるまげどんティー・パーティー―八幡高校超常研報告 (講談社X文庫―ティーンズハート)」「ふぁいなるすてっぷティー・パーティー―八幡高校超常研報告 (講談社X文庫―Teen’s heart)」宇宙から戻ってきたまつりたちは、また学校に戻ってきたが、ガンダルヴァさんに何かあったみたいで……。いよいよ最終章に突入、な二冊。学園コメディな中にも、前世、SF、八部衆など、いろいろな要素をぶっこんであるこのシリーズですが、ちょっと構成がもうちょっと……という気になってきました。学園パートと神無月パートがあまりにかけ離れすぎていて（キャラクター的にも、描写の頻度的にも）ちょっとそれらをうまく組み合わせている、とは私は受け取れなかった。どうも神無月パートの人たちは、私は鹿の子さん以外は好きになれないのと、あまりに恭一郎くんの出番が少なすぎ（笑）。しかも彼の内心が後半はほぼ不明なため、しのぶがただのかわいそうな女の子になっちゃってる。でも、まつりと恭一郎が○○○だからって、そこまで言わなくても、という気もする。彼女が選んだわけでもないし、だからといって何のアクションも起きてないし、彼から何か約束されたわけでもないのに、ねえ。最近はランの活躍もみられないので、ちょっと残念だなー。まあ、ラストに残してるのかもしれないけど、いつまでもうじうじしてるんじゃないぞー＞ラン。あと、神様相関図を冒頭につけてください。カタカナわけわからん（笑）。あとはラストの三冊。明日明後日ぐらいで読むつもりです。

「それでは生まれてきた意味がなかろう」
会長「はるまげどんティー・パーティー―八幡高校超常研報告 (講談社X文庫―ティーンズハート)」（皆川ゆか・講談社X文庫ティーンズハート）p292より