読了本
- 「ユリイカ2009年8月号 特集=菅野よう子 アニメ・映画・ゲーム…音の魔術師のすべて!!」七夕ソニックを終えて、というスタンスのもの。インタビュー、菅野よう子語録が面白かった。他の文章はちょっと芸術批評ぽくてよく理解できなかいものもあったけど、語録とインタビューだけ図書館で読むとかもアリだと思う。残念ながら、権利関係などの問題から七夕ソニックはDVD化しないらしい。ぐぐ……。
- 「タッジーマッジーと三人の魔女―魔法の庭ものがたり〈4〉 (ポプラ物語館)」「だれでもできるステキな魔法―魔法の庭ものがたり〈5〉 (ポプラ物語館)」魔女ではない普通の女の子のジャレットが、魔女の跡継ぎとしてハーブを使って人(や人外)を助けるシリーズ。「三人の魔女」もよかったけど、なんてったって「だれでもできるステキな魔法」が素晴らしかった。魔女ではなくて、普通の女の子として、ジャレットができること。それは、これを読んでいる女の子にもできることなんだよね。
「わたしは魔女にはなれないけれど、『カモミールのような女の子』になら、きっとなれるはずよ」
ジャレット「だれでもできるステキな魔法―魔法の庭ものがたり〈5〉 (ポプラ物語館)」(あんびるやすこ・ポプラ社ポプラ物語館)p138より
- 「幻想綺帖 一 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)」幻想譚の小説短編をマンガ化した短編集。洋あり中あり和ありと、いろんな文化が雰囲気たっぷりなところが魅力ですね。読んでみたいなあと思ったのは「化鳥」(泉鏡花)、「椒図志異」(芥川龍之介)。