読了本
- 「だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1 (講談社青い鳥文庫 18-1)」何度目になるかもわからない再読。ぼくが見つけた三角平地は、ぼくだけの秘密の場所。そこでぼくは、不思議なものを見てしまった。言わずと知れた和製ファンタジーの名作。この物語のどこが素晴らしいって、大人が主人公であるところです。「秘密な、大切な場所」を思い出して訪れてみたら……というところからが、物語の主題。そして、そこから起きた問題とそれを解決する方法もまたわくわく楽しい。大人が読んで楽しめるファンタジーだと思います。読んでみたらやっぱり好きだった。講談社文庫版(「だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1 (講談社文庫)」)もあります。こちらの方が漢字がおおめなのかも。
まむしも、そのほかのへびも、一度も見なかった。そのかわり、かえるがたくさんいた。
「だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1 (講談社青い鳥文庫 18-1)」(佐藤さとる・講談社青い鳥文庫)p16より