読了本

• 「曇り時々ラテ (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)」ケータリングの仕事をしているデズデモーナは、芸術肌の家系に育ったが、出会ったのはコンピュータオタクのスタークだった。ミステリありの海外ロマンス。スタークはほんまに外から見たら、感情の無い人間に見えるだろーなぁ……でも、デズデモーナはその中にきちんと別のものがあることを感じ取り、どんどん深入りしていきます。デズデモーナ自身は感情的だけど、かなりしっかりとしているので、二人がよく合うのは分かる。のに、親戚どもにはなかなか理解されないのにやきもきしたり……。個人的には、ミステリも家族ネタももうちょっと踏み込んでもいいのにーというところはありましたが、なかなか楽しく読めました。そういうシーンはちょっとしつこかったかなー。このストーリーならなくてもいいような。スタークがそっち方面好きすぎて、理由はそこなのか！？と問いただしたくなるし（笑）。