読了本
- 「楽園の蓮: はじまりを歌う少女」親友に裏切られた気持ちでいっぱいになって帰宅した蓮は、異世界に連れて行かれてしまう。中華風伝奇異世界物語。かなり滅びに瀕している世界なので、そのへんがダークでした。かなり救いがない感じで。その分、ピレネー犬がかなりなごみました。ピレネー犬って生で見るといい顔しててほんとなごみますよね……。表紙は高尾滋さん。裏表紙が特に綺麗!ストーリー的には、「これは王国のかぎ (中公文庫)」とよく似ているかも。
- 「ようこそ、古城ホテルへ 湖のほとりの少女たち (角川つばさ文庫)」古城ホテルマルグリッドの女主人候補として集められた四人の少女たち。個性的な彼女たちの中から、女主人となるのは……。もっのすごく「楽園の魔女たち 〜賢者からの手紙〜 (楽園の魔女たちシリーズ) (コバルト文庫)」とテイストが似ているなあと思いました。少しコメディ入りで、個性的な少女たちが主人公、協力したりしなかったり、したたかだったりするところが、ものすごく……。というわけで、どちらかが好きな方には、もうかたっぽもおすすめです。