読了本

• 「公儀鬼役御膳帳 (徳間文庫)」いきなり町人になれと言われ、家をだされた妾腹の次男。食に関する問題を解決する役を商売にしようとするけれど、父親に城に連れて行かれたりと、何がおきているのかもわからず悩む日々……。主人公が、時代ものにありがちな素直・明快な主人公ではなく、多少斜めにものをみようとしている人物なのが、私にも読みやすかった理由だと思いました。なかなか面白かったので次の巻も読みます。

• 「まじめな時間(2) <完> (アフタヌーンKC)」事故で死んでしまった女子高生。幽霊となってさまよっていたけれど……。う、わ……電車で読んでいて泣きそうになってしまいました。やばいやばい。お母さんが前巻から心配だったんだけど、そのシーンで……もう……。たくさん後悔しちゃうだろうけど、ほんとうにいい子だったんだなあ……。「きにいられるためのイイコ」なんじゃなくて、好きになってしまうような子。わかる。後悔しないためにしなくちゃいけないことはたくさん日常にあるんだろうけど、なかなかできないなあ……いかんいかん。コンパクトにまとまっていて、女性にもおすすめな作品です！

• 「犬神姫にくちづけ 1巻 (ビームコミックス)」仕事のため、課長とキスする関係になってしまった女の子。犬養……ちょー好物なんですけど（笑）。色っぽい雰囲気だけど、ヒロインは純粋な感じでそれがまたかわいらしい。そして犬養の色気がまた（笑）。