読了本
- 「凶腕の獣、樹海の鬼 森林保護者 フェイ・リー (徳間文庫)」伊東京一さんの新作。デビュー作が印象に残っていました。今回はハードボイルドな虫蟲蟲な作品。「法医昆虫学捜査官」シリーズがOKなら読めるかもしれない、というくらいぐろいシーンももりもりで、かつ男くさーいハードボイルドな話でしたが、面白かった。続編ないかなー。
- 「道化師の退場」少し平成の香りが残りつつなミステリ、という太田忠司さんの作品でした。母親が殺人をするわけがない、という理由から事件を調べている青年の話ですが、これが書かれている通りのストーリーで進まない。太田忠司さんのダークなほうのいい感じでした。
- 「ほおずき灯し 江戸菓子舗照月堂 (時代小説文庫)」すっかり菓子屋の職人になったなつめ。今回はひとつ成長かな?