- 「慟哭は聴こえない (デフ・ヴォイス)」手話通訳士の目を通した、きこえないひとと、きこえるひとの世界。家族ができた荒井の世界が、少しずつ広がっていくけれど、問題も起きてきます。美和ちゃんは、この話の大事な登場人物だなあ。今後も楽しみ。
- 「クローゼット」服が好きな男性が見つけた、服飾の美術館。そこは夢のような場所だったが……。女装とかそういうことではなく、性別関係なく服が好き、というのはすごくわかる。
- 「すててこ 寄席品川清洲亭 二 (集英社文庫)」「づぼらん 三 寄席品川清洲亭 (集英社文庫)」品川に新しく作られた寄席の清洲亭。大工の棟梁を兼ねた席亭の周囲のひとびと。人情過ぎず、私の好きな度合いの話だ。これはいいわー。おすすめです。そんなに落語の話ばかりでもない。