読了本
- 「千年の時をこえて (エンタティーン倶楽部)」人気のない神社で見た「幽霊」。彼は千年前の少年?和歌で解決する安楽椅子探偵もの。ラストはちょっとどうにかなんないのーと思った。意識だけずっと年を重ねてて、本体は生きていたとかありだよね?ね?死の情景が語られないわけだし。
- 「天才探偵Sen 公園七不思議 (ポプラポケット文庫)」大崎梢さんの書いた児童文学少年探偵団もの。天才少年の千は、友達と一緒に七つの公園の七不思議に挑む!千くんが保健の先生にめろめろなのがすげー楽しかった。自分の推理としては、この先生が悪者だと……あたるかなー。意外としっかりと児童文学しているのに驚きました。
「てまわしよすぎ、かんがえすぎ、子どもらしくない、かわいげゼロ」
千「天才探偵Sen 公園七不思議 (ポプラポケット文庫)」(大崎梢・ポプラポケット文庫)p116より
- 「DOORS〈1〉まぜこぜ修繕屋 (角川スニーカー文庫)」朝起きたら、なんか世界がヘンになってた。どうやら、いろんなパラレルワールドとごっちゃになってしまったらしい。それを直す「修繕屋」と一緒にいろんな世界を巡ることになった姉妹(うち一人リス)の話。おー、面白い。軽く楽しめていい作品ですね。神坂一さんの本って初めて読んだけど、さらっと読めて、でも「ヘン」な感じがよかった。「天秤の錯覚 (富士見ファンタジア文庫―ねこのめ)」に近い感覚。「フツー」って何?というのがテーマのひとつかも。