読了本

• 「遊戯(ゲーム)の終わり―探偵藤森涼子の事件簿 (ジョイ・ノベルス)」藤森涼子シリーズ第三弾。短編集。なぜかとことんついてなくて、暗い事件に遭うことが多い藤森涼子シリーズですが、それでくたびれてる涼子さんを見ても同情するのではなく、応援するのでもなく、また立ち上がってひきずって歩いていく涼子さんを見て、立ち上がったな、と思うのが好きみたいです。
• 「世界樹の迷宮 -去りゆくモノたちへの鎮魂歌- (ファミ通文庫)」ゲームノベライズ。まあ、ノベライズってこんな感じだよね……という感想でした。もともとのゲームが、ほぼキャラクター性のないゲームなので、もっとつくりまくってもいけるのになあ。こういうのが好きな人はいるのでしょうが、私はつくづくこういう世界に向いてないということを実感しました。
• 「イシュターナの祝鐘 (角川ビーンズ文庫)」アダルシャンシリーズ完結巻。シリーズとちゅうまでの、悪魔と姫君の交流はよかったんだけど、アレクが国境に行ってからのご都合っぽい展開がいまいち好きになれず、ここまできてしまった。悲劇的展開っていうのかなあ……ドラマみたいな。ラストはなんか、まだまだ続くみたいなところで終わってました。