なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • モップの魔女は呪文を知ってる (ジョイ・ノベルス)」魔女が現れたとの噂が広がる夜の病院。その正体をつきとめようとした看護婦は、一人の掃除婦の女の子と出会う。魔女の贈り物を断った女の子の立場があまりにむごくて……でも、最後には笑っていてくれたのでよかった。日常の謎もの。なかなか好きなシリーズです。場所がいろいろ変わるので、飽きないですね。ヘタレ夫は出てこない方が好き(笑)。
  • 帝国の双美姫〈1〉 (幻狼ファンタジアノベルス)ひかわ玲子さんによる、ハラーマ大陸のシリーズの最新刊。これは他の話とはだいぶ離れている時代の話なので、これ単独で楽しめます。オカレスク大帝が古き神々のくびきを断ち切り、光の大地となるハラーマの地を広げ始めている時代。オカレスク大帝の猛き子孫たちもともに闇との戦いに赴いていた。大帝のひ孫である皇子に仕えることを命じられたルークは、みかけは皇子と同じくらいだが、実はけっこうな年を経ていて、精神的にはあまり成長していなく臆病な性質はあいかわらずだった。しかし、皇子を守るためには堂に入った魔法を見せるという一面もある。タイトルだけ見たら、どんなエロ小説と思わないでもないですが、そういう内容ではありません。タイトルは、オカレスク大帝の孫娘二人のことを示しているのですが、語り手は皇子に仕えるルーク視点になるもよう。孫娘の大帝への言葉使いにはちょっと自分も絶句してしまった。うー、さすがあの子の祖先だけあるなぁ……ひどすぎだよ。一巻最後には、オカレスク大帝も顔を出してくれたので、次の巻が楽しみです。

 ……つか、ルークって、グルク老か!気付かなかった……あはははー。

  • 身代わり伯爵の潜入 (角川ビーンズ文庫)」ミレーユは誘拐されたかと思ったら、一人川にどんぶらこ流されて、気がついたら城で保護されていた。思い切って潜入捜査?いやー、前の巻あんなにシリアスだったのに、ミレーユが本気だしたらとたんにコメディに。よいです。ぐーです。しかし、どんだけアニキ体質なんだよ>ミレーユ。母似か……。今回は、兄貴が身代わりでしたね。(^^)リヒャルトとは少ししか会えなかったけど、その分やりまくりでした。おほほほ。