読了本

• 「武士道セブンティーン」剣道で武士道を志す二人の女子高生は、別の高校で新しいそれぞれの道を歩み始めた。早苗は一人、転校した剣道の名門校で肌に合わない剣道を辛く感じていた。香織は、早苗がいなくなった空間を埋めようと孤軍奮闘していた。彼女たちの道は再び交わる時が来るのか？前の巻の方がインパクトはあったけど、この巻も面白かった。今度は、早苗が悩むターン。早苗のキャラクターだと、これはつらいよなー。それでもなんとか練習はこなしているのはすごい。ラストはどうなるのかとおもったけど、また次巻に持ち越しなのかな？三年編もぜひやってほしい。

『武士道がなかったら、剣道は暴力にだって、スポーツにだって、簡単に変わっちまうんだよ』
磯山香織「武士道セブンティーン」（誉田哲也・文藝春秋）p301より

• 「アカイロ/ロマンス―少女の鞘、少女の刃 (電撃文庫)」姉が行方不明になって数年。同じように行方不明になった親友を持つ少女に、景介は少しでいいから笑ってほしかった。けれど、彼女はいなくなってしまった。それも最悪の形で。彼女の代わりに現れた少女は、景介に夫になれという。その理由は……。表紙で、百合ものかと思ったけど違ってた。普通のライトノベルっぽい異能もの。ヒロインがツンデレでないことぐらいかなぁ。