読了本
- 「テンペスト 下 花風の巻」列強がおしよせてきた時代の琉球王国で、少女真鶴は、男性宦官と偽って王宮に勤め、その栄華を極めたが、前巻の最後で落ちるとこまで落ちてしまった。しかしそのままで終わるわけもなく、見事王宮へ復帰するわけだが……。後半はこうきたかー。私は真鶴にいまいち感情移入できないのですが、初めてできた女友達の真美那様が、もう！これで醜ければ、もういつもの池上節〜なとてつもなく破天荒な少女で楽しめました。まさか、そこまでするとは思わなかったよ！やりすぎだよ！（笑）真牛はまたとてつもなくふびんな生涯だったなあ。そこまでせんでも、というくらい。それなのにとことんはいあがってきて、けっこう人気あったりするのがまた真牛のかわいらしいところですなあ。もうちょっと幸せ期間つくってあげてほしかった。
あーあと、真鶴が最後まで雅博ラブ☆だったのが、な、なんで……？と疑問だった。そんないい男じゃないと思うけどなー。状況に流されすぎだし。ラストまで流れ流れてって感じだったなあ。もっといい男いるっしょ、とつい思ってしまう。他の人の感想で、少女マンガぽい、とあってなるほどーと思った。今で言うなら韓流ドラマっぽいのかも。主人公イイコだし。
