なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • たまごを持つように弓道部の女子二人と男子一人のお話。といっても、ラブ要素はあまりなく、弓道中心。スポーツものといっても、弓道は汗を流すと言うよりは自分の鍛錬のため、という感じが、文化系の人にも受けいられやすいのではないかと思います。中学生のときに弓道やったら、すごく精神に影響がありそう。三人それぞれの弓道へのスタンスが味わえましたが、やはり主人公の早弥の最初は伸び悩んだけれど……というところが爽快でした。おすすめ。

「弓を引くときは、何も考えてはいけません。弓の前には、だれもいません。自分もなくさなくてはいけません」
坂口先生「たまごを持つように」(みはら三桃・講談社

  • 制服を着たインモラル」卒業式の日に思い切って告白した、いかにも乙女な花梨さんは、なんとOKしてくれた。やっとキスできた次の日、別れを告げられる。疑問いっぱいのイサヤが、翌日知った事実とは……。えー、結論から言いましょう。BLでした。まあ、でも微笑ましいカップ*1ですので、許容範囲内。一見真面目そうで、立派に高一らしいイサヤくんがなやんでなやんで、なんかどうでもよくなった!みたいに開眼するところが面白かったです。BLなので、いくところまでいっちゃってますから、苦手な人は後半は読まないがよろし。表紙はミギーさん。……なんでメガネかけてないの(;_;)やっと表紙の意味が分かった。でもメガネくんもほしい……。

*1:実は鬼畜メガネだったけど(笑)愛のある鬼畜メガネってたちわるー。