読了本
- 「恋のドレスと聖夜の求婚 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)」別れを告げると決めたクリスだが、シャーロックは納得できずに過ごしていたところ、婚約を持ちかけられる。俺様シャーリー、復活!やっぱり俺様、この傲慢さであってこそシャーリーだよなぁ。万歳。今回もよかった……にしても、かわいそうなのはパメラ。すっかりカヤの外かよ……。(;_;)
「取戻すもなにもない、俺のものだ。どうかしていたんだ。クリスは俺のためを思って身をひいただけだ。それ以外に何か、俺をきらいになる理由があるとでも?」
シャーリー「恋のドレスと聖夜の求婚 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)」(青木祐子・集英社コバルト文庫)p289より
- 「完全犯罪研究部 (講談社ノベルス)」「完全犯罪研究部」の目標は、人を完全犯罪で殺すこと。そんなことを掲げた部の顧問である女性教師は脅迫されて、しぶしぶ彼らに付き合っていたが、次第に彼女も巻き込まれていく。
ダークというよりは、ブラックなお味です。「黒乙一」を下世話にした感じというか。でも、私はブラックも好きなのでこれはこれで楽しかった。表紙はちょっとサギだな。女性教師はちゃんと教師な感じでした。
- 「ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)」いきなり人格交換することになった五人の同じ部活の同級生たち。これはいったいなんなのか、そしてこれによって明かされることとは……。ど、どんなギャルゲー!というくらい主人公がギャルゲー主人公的だった。どんだけフラグたてれば(笑)。まあ、よい青春ものかな。新人としてはなかなか期待できるかと思います。
- 「夜の童話 (バーズコミックス)」私が一番好きな短編集、といっても過言でないくらいぴったりくる短編集が復刊。ヤター。同人誌に掲載された作品を集めた作品集だけあって、紺野キタさんの趣味爆発な一冊です。私は特に「ゆきねこ」と「春を待つ家」が好きです。おすすめ!