読了本
- 「トッカン―特別国税徴収官―」特別国税徴収官付きとして働いている徴収官、「ぐー子」は、冷たい上官の鏡の元、文句たらたらながらも税を徴収していた。今度の対象はクラブのママ。彼らはなぜ税を納めないのか?お仕事ものコメディです。高殿さんらしいというよりは、有川浩さんとか加藤実秋ぽいなーと思いました。まあ、初めて彼女の現代もの読んだわけですが。
「俺たちの仕事は嫌われている。それを自覚して、受け止め、覚悟をしろ」
鏡「トッカン―特別国税徴収官―」(高殿円・早川書房)p274より
- 「(P[こ]3-1)一鬼夜行 (ポプラ文庫ピュアフル)」江戸から東京になって五年。強面の古道具屋の庭に、落ちてきた少年は鬼?妖怪人情ドラマです。面白かったし、文章上手かったけどちょっと何か足らないかなあ……次回作に期待。