なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • 扇舞う (2) (幻狼ファンタジアノベルス)」戦国時代のある(架空の)一族が敗れ、再興のため、有能な軍師の元力を蓄えるが……。ラスト近くのこの台詞が燃えるぜっ!すっごく地味ですが、歴史ものが苦手な私にも面白く読めた。犠牲者が出るのはちょっとさみしいけど……一人もいないとそれはそれで現実味がないと思われるので、しかたがないのかなあ……。三巻で完結するそうなので、次の巻を楽しみにしてお待ちしてます。

「……扇を広げることにしよう」
祥三郎「扇舞う (2) (幻狼ファンタジアノベルス)」(駒崎優・幻冬舎コミックス幻狼ファンタジアノベルス)p226より

 幻狼ファンタジアノベルス三周年記念フェアの対象作品です。(^^)三巻完結の二巻目なので、一巻と同時に読むとよいかも!

「八雲と三潮」(草川為)……ええー!こんな色っぽいこと出来るキャラだったのぉー!膝のりステキです!まつ毛がいちいちエロいよね!
「恋だの愛だの」(辻田りり子)変態にとまどうかの子がフツーの子になってしまったかのよう……と思ったら逆襲きたか。ツバッキーは苦労が絶えないけど、それくらいの方が楽しいよね?
「うちのポチが言うことには」(橘裕)橘さんって今何周年ぐらいなんだろう……すごいよなあ……。ポチ、それは乙女に一番言ってはいけないことダヨ……。
「プレゼントは真珠」(斎藤けん)なんかラストですごい展開してるけど……この話は、ほんっとうに召使いたちがお坊ちゃまをいじっているのが楽しそうなのが大好き。特にアーサー……こいつで一話書いてほしい……。
「桃山キョーダイ」(ふじつか雪)千尋、とち狂うの巻。展開早いな……ラスト近いのかしら。千尋って、毎回ではないしても、しょっちゅう誰かに抱えられてないですか。そんな経験しょっちゅうないと思うんだがー。
「ウチで、お茶でも。」(月崗ヤスコ)蘭丸くんのコイバナ。これ、他の短編で出てきた女の子……?なんとなく見覚えが……。今回もふりふりではない可愛らしさでよろしい。
シーラカンス」(槙山マチ)姉を好きだった先生が担任になった妹の話。絵柄+描写が好きです。お姉さんが普通に彼に対応するのも、やさしさだよね。
「夕暮れ放送局」(雨木りく)おお、これはいいっすね!ネットラジオやっている男の子と、アコギ弾き語りが好きな照れ屋の女の子の話。実況ネットメンバーもほんとうにこんな人たちいそう。
「ちらちらきらり」(池ジュン子)なんとなく、緑川ゆきさん系統かなー勝手に思っている人。目が治ってから、なんか変なものが見えるようになってしまった少年の話。
「最強メガネ男子の落とし方」(吉川由実)地味系女子が、地味系男子に告白したら、保留された。実は彼の正体は……。彼の正体を知ってから、ちょっと態度が変わってしまったのに、彼はそれとは関係なく、相変わらず誠実なところが好感度高い。