読了本
- 「楠木統十郎の災難な日々―ネギは世界を救う (電撃文庫)」いきなり告げられた自分の死、そして「生き返る」ためには、「クリア」しないといけないことが……。幼馴染三人は生死を賭けた「ゲーム」に挑む!かなりおちゃらけた感じのゲームなので、デスゲームぽいノリを期待するとがっかりしそう。でも勉強とは別の意味でかしこそうなデブちんくんががんばるのは面白かった。
- 「漢方医・有安 夕凪 (朝日文庫)」町医者の有安先生が主人公のミステリ。有安先生の過去が最近メインなのですが、お雪ちゃんがとっぴょーしもなさすぎてすごく笑えた。「合点承知」って、江戸時代の娘っ子が言うセリフか!!お雪ちゃんの想い人がようやく明らかになったわけですが、有安先生かと思ってたけど違ってた……(ほっ)。続きがちょー楽しみなのですが、まだでないのかなあ。うずうず。ミステリとしてもよくできていると思います!町人ものとしておすすめ。
- 「ムジナ探偵局 榎稲荷の幽霊」もののけもろもろ奇妙な事件が専門の「ムジナ探偵」と源太少年のミステリ。ネズミ刑事がけっこうかわいくて好きだ。いい婿がねじゃないか。このシリーズほんといいなあ。不思議なことと、ミステリのバランスがうまいんだなあ。小さな子でも楽しめそうだし、ミステリ入門としてもいいっすよ。