読了本
- 「金色の獣、彼方に向かう」対馬の生まれでありながら、南宋の商人に拾われて数か国をめぐる生活をするようになった少年。長い時を経て、日本に戻った彼の立場は、思いもよらぬもので……。今までの恒川光太郎さんとはちっょと違う感じの時代ものからはいり、だんだんと時代を上ってくる物語になっていました。あまり私の好みではなかったけど、「風天孔参り」がなかなかにない設定で面白かった。明るいファンタジーではなく、私たちが生きていく上では、暗い道も隣にあるんだよ、という話になっています。
- 「ほしのうえでめぐる 1 (BLADE COMICS)」宇宙エレベーターが建設中の街。あまりSF感はないなーと思っていたら、触手キタ触手(笑)。あの非人間的なフォルムがいいねえ。かっちょいい。二巻で完結っぽいので、後半見て判断するか。