なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

十鬼の絆 〜関ヶ原奇譚〜・その3(千岳ルート)

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 時代は関ヶ原の戦い直前。人間とは接触しないで生きてきた「鬼」の一族のうちの一つの長である雪奈。静謐な里での暮らしが揺らぐ時が来た……。
 千岳は次代の十鬼衆のリーダー的存在だけれど、里を持たないためにつらい立場にある。そして大人。これに尽きます。常に冷静だーなー。雪奈がいつ彼を好きになったのかよくわかりませんでした。「尊敬」とどうちがうのか。
 今回の人間側は石田三成。千岳が感情の起伏がすくないだけに、三成たんがツンデレの立場にたたされてしまいます。こんな小物な三成たんは初めてでした。まーそれだけの力があっても、家康の前には……ということになるかもしれないけど。意外と素直なところは好きなんですけどね。
 爺は何があってもヒロインを信じる、という姿勢がまたきますなー。甘やかしているのではなく、全てを受け入れるようなまなざしがすばらしい。(これをヒーローがやると、甘やかしているようにしか見えないんだけど、爺だからいっか!となります)

 この手が血で染まっても、私は刀を握ることを恐れない。
 彼を守るためなら、私は――!
十鬼の絆(通常版) - PSP」(PSPオトメイト