なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • 営業零課接待班」退職勧告を受けて、涙を呑んで退職届を提出した真島。真面目だけがとりえの彼のところに専務がやってきて、新設する接待専門の「零課」に転属しないかと言われる。営業……永遠に苦手であると思われる職業ですが、同じく苦手と思っていた真島くんが、うまくいかず悶々としているところから、コツコツやってきたことが認められたりして、進んでいく物語。表紙イラストが世界をよく表しているかと思います。……あ、あの子彼女か!わかんなかった……。台詞は、IT企業の中の営業と開発の違いを表した言葉が、うむうむとうなずいてしまいました。そうね。世界が遠いのよね。わかりあえないわけではないんだけど。

 同じ会社にいながら、営業に携わる者とは住んでる世界が違っていた。
営業零課接待班」(安藤祐介・講談社)p155より