読了本
- 「聖鐘の乙女 愛の指輪と滅びの神歌 (一迅社文庫アイリス)」ネイトとともに、王宮にのりこむ一同。やー、アティはどこでもアティ。危機一髪な状況でも引用ですよ。このシリーズはほんと楽しくなにもかんがえずに読めます。学園の仲間が非常によい。
「変わっている。絶対に変わっている」
「いえいえ、殿下ほどじゃないありませんよ」
「いや、おまえほど変な輩にはこれまでお目にかかったことがない」
「聖鐘の乙女 愛の指輪と滅びの呪文」(本宮ことは・一迅社文庫アイリス)p186より
- 「異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女 (コバルト文庫)」絵画に含まれた「意味」をとる技に長けた千景が、「呪われた絵」を探す。谷瑞恵さんの新刊。コバルトとは装丁が違っていて、集英社文庫か?と思ったらそれも違うみたい。まーそのあたりの路線を狙っているんだろうけど……一応宣伝ビラには「コバルト」と書かれていた。もー集英社文庫でいいではないか。内容・文章はコバルトぽさはなし。現代ものの一般文芸でいいと思います。「思い出のとき修理します (集英社文庫)」と同系統かな……と思ったけれど、主人公カップルが苦手なタイプで、読んでいて少ししんどかった。あと警官がうざい……。
- 「小僧の寿し (マーガレットコミックス)」勝田文さんの短編集。