読了本
- 「この世界がゲームだと俺だけが知っている 4」特殊なゲーム世界に入り込んだかのような「異世界」にいるソーマ。すっかりゲーム廃人だった彼は、その技能を活かしてこの世界で生きていくことにするが……。MMOじゃないけどRPGなお話で、いかにもなゲームっぽい要素を活かしてあるんだけど、キャラクターとしてもそれぞれが独立した人格が感じられるところが、面白い秘訣かと思いました。
- 「空よりも青く染まれ (コバルト文庫)」現代学園恋愛・友情・テディベア物語三部作(笑)。大人の物語もあり、いずれもやさしさを込めた物語でした。ええもん読んだ。はなのみ亭さんの記事から読みました。ありがとうございます。
「私、人を好きになる心って、ブルーなんじゃないかと思うの」
「空よりも青く染まれ (コバルト文庫)」(片山奈保子・集英社コバルト文庫)p208より
- 「魔法の夜: 竜宮ホテル (徳間文庫)」猫耳娘の「妹っぽい子」と暮らすことになった作家の響子さん。彼女と暮らす時間を大事にしたいと思っているのに、仕事でなかなかうまくいかない……。
「わたしはかわいい癒やしの世界だけを描きたい作家じゃないですよ。ときどき自分が、癒やし製造機みたいな思われてるんじゃないかと思うときもありますけど」
水守響子「魔法の夜: 竜宮ホテル (徳間文庫)」(村山早紀・徳間文庫)p82より
そう、だから村山早紀さんが好きなんです。