2014-11-29 読了本 読書 「ミドリのミ」小学生のミドリは、父親とともに家を出て、父親の恋人(男)と暮らすことになった。それぞれの視点からの新しい生活。花世の気持ちがすんごいわかるわー、やだよねー、そんなやつが好きな人の傍にいると(笑)。ミドリが「父親と恋人」なんだと知ってしまうところがすごい残酷でした。でもほんとうだからなあ……。 娘がかわいくないわけではないが、「母親」をしていると自分が削り取られていくような気が貴美子はする。 「ミドリのミ」(吉川トリコ・講談社)p155より