読了本
- 「この世界がゲームだと俺だけが知っている 5」バグだらけのRPGの世界に入ってしまったゲーマーが、そのシステムの抜け道を使って、なんとかゲームオーバーしないように……としていたが、ある女の子を救うために……!なんかもっと「いいひと」ではない気がしていたけれど、えらい違う印象が。
- 「アンチェルの蝶」飲み屋のおやじのもとに突如現れたかつての親友。彼は連れていた女の子を、かつて仲良くしていた女の子の娘だと言っておいていってしまう。いくら「間違ったことはしていない」と思っていても、それが「正しくない」ことだと認識つづけていかなければ、やはり歪んでしまうものなのか。それだけの思い込みで何十年も生きていくってしんどいなあ。本編がシリアスなだけに、こどものシーンはすがすがしくほほえましかった。