読了本
- 「還るマルドールの月 The Return of the Mardore Moon (コバルト文庫)」野梨原花南さんらしい、軽妙だけどわくわくなお話でした。表紙のように、少し大人っぽい雰囲気がぐー。野梨原さんは灰汁があるけど、そのぶん出汁がこゆいというか。
- 「鬼舞 見習い陰陽師と災厄の薫香 (鬼舞シリーズ) (コバルト文庫)」主上が危険な目にあったりと、けっこうヤバイ展開なのに、主人公がどこかのんびりしているので、なんだかほのぼのする読後感。ラストの中宮様、そうきたか!楽しそうで良し。
- 「魔術師(マエストロ)のプロポーズ (ルルル文庫)」とんだ醜聞のせいで天才変人画家のもとへ嫁ぐことになった王女さまのお話。変人っぷりがすさまじい……。二人が仲良くなっていくところはいいんだけど、王様がいきなり割り込んでくるのはあまり納得がいかず。まあ頑固おやじなんてそんなもんか。
- 「転生したら剣でした 1 (GCノベルズ)」まんが王でおすすめされていたので、購入。最初の一章が一人で語っているだけなので言われたとおりしんどかったですが、猫少女が出てきてからは確かに楽しくなった。チートはありますが、着実なチートというか(笑)。
- 「日本おとぼけ絵画史 たのしい日本美術 (講談社ARTピース)」この表紙の脱力感がたまらん。今まで見たことがないものもたくさん収録されていて面白かった。特に耳鳥斎の絵はもうマンガだね!
- 「9時にはおうちに帰りたい(3)<完> (KCデラックス)」アラサー女子の日々のしゃべくり。私よりは一世代下なのでぜんぶうなずけはしないが……というところです。