- 「悪辣執事のなげやり人生 (レジーナブックス)」江本マシメサさんの新作。かなりなげやりに工場で働いていたが、いきなり執事に雇われることに。壮絶な家庭の事情から家庭内の雰囲気は悪いが、気にせず仕事をこなす日々。その「フツー」加減に家族の者たちは次第に変わっていき……。とりあえず、悪辣ってのはことばが違うと思いました。あと話が終わってない……。ちょこちょこほのぼのしただけに残念。
- 「アルバート家の令嬢は没落をご所望です 3 (角川ビーンズ文庫)」ショートショートを集めた一冊。アディはやっぱりかわいいなあ。夢が叶うラストの話もよかった。
- 「フィフティ・シェイズ・ダーカー (上) (ハヤカワ文庫NV)」「フィフティ・シェイズ・ダーカー (中) (ハヤカワ文庫NV)」「フィフティ・シェイズ・ダーカー (下) (ハヤカワ文庫NV)」最初は単なるプレイの相手を求められていたアナだったが、彼女はそれだけでは足りないという気持ちが通じて……。乙女ゲームのヤンデレか。なるほど。ヤンもすごいけどデレもすごくて、命令口調なときもあるのに弱いところもあって、これは女性のこころ掴むよね!みたいなヒーロー像です。あ、やっとCEOらしい仕事始めたみたいでよかった(笑)。でも、アナはちょっと私用メール飛ばしすぎ。仕事ほんとにしてんの?という気分にはなります。「なんでアナなのか」というのは私も聞きたいけど、まあそれはロマンス補正だよね……。