「身代わり花嫁と公爵の事情 (ウィングス文庫)」双子の姉の代役として、結婚式までなんとかしのいでくれと言われて、しぶしぶ女装して出向いた弟。しかし、婿は男にしか興味がなくて……。短編集で、表題作はややBLに近いお話でしたが、かわいらしい話で、筋立…

「ホーンテッド・キャンパス (角川ホラー文庫)」相談がもちかけられるオカルト研究会に入ってしまった、「幽霊がちょっと見えるだけ」の青年。あまり強引なキャラとかがいるわけでもなく、現実的なキャラ構成。本当にちょっと霊感があるだけで、別に見えるか…

「風の海迷宮の岸―十二国記 (新潮文庫 お 37-54 十二国記)」生まれる前に失われた泰麒。「日本」から帰国しても、彼は麒麟として生きることを理解しておらず……。IMEが泰麒と景麒を覚えてるってどんだけ！またしても景麒のあまりな態度（笑）。でも、陽子に対…

「翼の帰る処 (上)」「翼の帰る処 (下)」病弱な文官のヤエトは左遷させられて、これでのんびり歴史の研究ができるかと思いきや、つまらん会議を毎日聞く羽目になり、不満を積み重ねていた。そこへ訪れた高貴な方とは……。隠居を夢みつつも、目の前の出来事を…