読了本
今日のひとりごとに読書感想を追加。
- 「ナシスの塔の物語 (青春と文学)」みおちづるさんのデビュー作。うわ、じ、じみ〜。いや、いい話なんですけど。
砂漠の街でパン屋みたいなところで父親の元、修行している少年が成長していく話。「はぐるま」を使うことによって、機械文明への批判もあり、みたいな。
- 「罪灯」四人の少女たちが犯す罪についての短編集。佐々木丸美さんの「館」シリーズにでてくる男性たちがそれぞれでてきます。うーん、こーやってみると、キャラクター性がない話なんだなあと思いました。男の区別がつかん……。女もよくわからないけど。それがライトノベルではないということなんだろうか。
「恋人はいるが恋人には束縛されない。自由に恋愛を楽しむ主義だよ。と、つけ加えることにしているのです」
仁科「罪灯」(佐々木丸美・講談社)P37「危険区域」より