なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • されど罪人は竜と踊る 1 ~Dances with the Dragons~ (ガガガ文庫)」「魔法」で化学物質を生成することのできる攻性咒式士の二人、ガユスとギギナは究極的に仲が悪いが、二人で事務所を運営している。エリダナの街を訪れた「お偉いさん」の護衛を依頼されたが、それはある策の一環で……。とてつもなく精神的にダークな世界観のため、あまりに暗すぎていっそコメディだ!と言いたくなるほどなこのシリーズの真説版。全面書き直ししているそうなので、読んだことないエピソードがたぶんたくさん。ガガガ文庫にはなかなか合っていると思うので、買い続けます。
  • 七姫物語〈第5章〉東和の模様 (電撃文庫)」七人の姫をそれぞれ掲げた都市同士が政治の世界で争う国、東和。七人の姫たちは、それぞれの理由から、それぞれの立場から、お互いを認識しはじめる。七人の姫がやっとこさでそろいました。私はカラカラさんの視点が好きなので、姫としての視点ばっかりな最近はいまいち面白みがない。残念。
  • 電脳幽戯 ゴーストタッチ (講談社X文庫ホワイトハート)」あるウェブサイトで行われているゲームは、「マスター」同士が「ゴースト」を操って命をかけて戦うゲームだった。女子高生の緋真は図らずもそのゲームの「マスター」になってしまう。ううーん、自分がホラーテイストを理解できないせいか、面白いところがいまいちわからない。
  • 月明のクロースター―虚飾の福音 (一迅社文庫 は 1-1)」全寮制の学園で催される夜の集会。仮面たちが集うそこでは、皆が風雅な仮名で呼び合い、「事件」についての「解決」を計画するが……。ラストは最初のルール説明でちょっと予想できたし、だから何?というところがないでもなかった。それだからゆえのびっくりなネタがもひとつほしかったなあ。ミステリアスな雰囲気を楽しむ話か。