読了本
- 「パラダイス・クローズド THANATOS (講談社ノベルス)」美少年双子の兄、美樹はネットで死神――タナトスきゅんという名で呼ばれている。その周囲には死人がわんさか、おまけにストーカーがわさわさ寄ってくる。PTSDばりばりの美樹につきっきりなのは弟でもある高校生探偵の真樹と担当刑事。今回は、小笠原の孤島に出向いた一行だが……って、無事で終わるはずないじゃん!いろんなパロディと、本格に対して喧嘩売っているような展開でした。しょっぱなは面白い面白いと読んでいたのですが、同じ作品のパロディは、一作品にはひとつでいいな、と気付きました。特にナウシカと浦沢直樹は何回もはいらない。うんちくが長いのは読み飛ばすので(^_^;)いいのですが、ちょっとさすがに後半の謎ときが長すぎでした。もうちょっとバランスがいい方がいいんじゃないかな。まあデビュー作ですし。あー、ミステリ好きな人は腹が立つかも。私は特に愛着がないので別に思いませんでしたが。
黒服の双子といえば、やはりあれですよね。あれ。兄と弟で、兄が黒服らしいから、これはもう絶対狙ってますよね>ジーン。
この東京には死神が存在した。
彼の名はタナトス。死を司る神であると同時に、破滅と孤独の本能。
――またの名を、"バーチャルネットアイドルタナトスきゅん"。
「パラダイス・クローズド THANATOS (講談社ノベルス)」(汀こるもの・講談社ノベルス)p22より
- 「ボクを包む月の光―ぼく地球次世代編 (6) (花とゆめCOMICS (3306))」連くんが過去の輪少年の記憶をサイコメトリ→暴走中。ありすたんがかわいそ〜。