読了本
- 「身代わり探偵スピカ―逢いたくても逢えない相棒 (コバルト文庫)」観察力に優れた女子高生が、ある人の力を借りて「名探偵」になる? 名探偵スピカが生まれるまでのお話。名探偵コナンの「操られ探偵」を意識的にやったら?みたいな感じの設定。こういう感じのミステリは、最近少女小説にはないので新鮮だ。夏緑のライトノベルレーベルのミステリを思わせる話だった。「静寂の森の殺人―理央の科学捜査ファイル (富士見ミステリー文庫)」「タロット探偵MIKU―風見館殺人事件 (ファミ通文庫)」少女小説っぽい乙女ちっくさはないので、男子にもおすすめ。
- 「さくらファミリア! (一迅社文庫 す 1-2)」救世主の生まれ変わりを自称する美人姉妹と悪魔と天使と同居することになった少年は、ユダの生まれ変わり? ものすごくライトノベルらしいストーリー展開。みんなちょっと主人公のこと好きすぎかな。好みではないので、次は読みません。
- 「WONDER! 9 (ジュールコミックス)」不思議なワンコ、ワンダーと暮らす一家を中心とした家族もの。泣かせ系ではなくて、毎回話に説得力があるのが好きです。ワンダーが擬人化されることなく、あくまで犬なのに不思議なあたたかさを持っている。
- 「KATANA (5) オロチ刀」襲刀とオロチ刀。対になる二つの刀をめぐる過去の話。今回は、つづきものになっています。