なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • されど罪人は竜と踊る 5 (ガガガ文庫)」短編集。ガガガ文庫になって、このシリーズに対する自分の興味が少し薄れたなーと思っていたのですが、短編集は特にその度合いが大きい。数の話は好きだけど、シリアスだと読み続けるのがつらくなってきた。次も短編集なんだよね……どうしよ。
  • 予告探偵―西郷家の謎 (C・NOVELS)」戦後の田舎の洋館で、探偵の予告どおりに事件が起きる?えーと、この落ちの意味は?そういう設定にする必然性がまったくわからなかった。どっかになんかあったのかな……。
  • 神鵰剣侠 第1巻 忘れがたみ」前作「射雕英雄伝」の主要人物の息子、楊過は両親を亡くして一人で生きていたところを、郭靖と黄蓉の夫婦に拾われる。しかし、それは彼への試練の始まりだった。楊過はそりゃあ多少はひねくれてて、ものごとの善悪もわかってないかもしれないけど、だからといってこんな仕打ちはよくないだろ!ということの連続で、ちょっとこれは楊過に同情せざるをえなくなってしまった。でも、私は同情が好きではないのでちょっと読みづらい。ヒロインは……あとがき見たら、こいつなのか〜。こいつもなんだかーな人生送ってるよなー……。それで結婚って……しかもこの状態で……いくら世間知らずだからってなー。はやいとこじじい連中にご登場願わないと、よみづらくてしかたがないです。ダークヒーロー的な主人公がどうも好きになれない。小魚児ぐらい破天荒であっけらかんとしているとかでないと私はだめかも、とくじけ気味。
  • 故郷に降る雨の声〈下〉バンダル・アード=ケナード (C・NOVELSファンタジア)」敵地からの脱出を図るバンダル・アード=ケナードたち。しかし、陰謀やアクシデントが重なって……。異世界だけど魔法とかがない傭兵もの。アード=ケナードからついに死者がでてしまいます。うわー……。なんかもーライトノベルじゃないなあ、これは。傭兵ものだ。誰がいつあっけなく死んでも、不思議じゃない状況なんだこれは、という不安感が、リアリティをつくるんだろう。でもさみしいなー。