2009年度に私が読んだマンガベスト5
・「晴れのちシンデレラ」(宮成楽・竹書房バンブーコミックス)
貧乏育ちのお嬢様が、育ちを隠してお嬢様学校で四苦八苦。主人公の春姫ちゃんが、一巻表紙のようなツンデレっぽい人格ではなく、くく、と自分の貧乏根性につい涙してしまうような可愛らしくてけなげな性格、+天然なのがとても好感が持てました。今年の私のベストです。いいこばっかりなのですが、読んでいて幸せになれるマンガはとても貴重だ!私は四コママンガはあまり好きじゃないのですが、これは特別。ギャグ顔の菱形の口がとても好きです〜。おすすめ。
・「LOVE SO LIFE」1・2巻(こうち楓・白泉社花とゆめコミックス)
孤児の女子高生が、アルバイトでベビーシッターをしている、というお話。なんといってもぷにぷに幼児たちの魅力が……くっ。新人さんです。
・「このこここのこ」1巻(藤こよみ・一迅社)
親の再婚で新しく家族になった姉妹兄弟。共同生活が始まり、予想もしない一面を見てしまった弟は……。オリジナルではデビュー作。弟くんの淡々としていながらもちょっとドジっ子なところがよかった。じわじわきます。おすすめ。
・「町でうわさの天狗の子」3〜5巻(岩本ナオ・小学館フラワーコミックスアルファ)
天狗のハーフの娘さんの高校生活。天狗というモチーフが非常にフツーに日常の中に入っている。この空気感大事。この中で日常のなんてことない風景や言ってることが楽しくてたまらない。買うたびに前の巻から何回も読み返してしまう作品になりました。ちょっと素晴らしいよこれ!男子も楽しめると思います。
・「ボクラノキセキ」1巻(久米田夏緒・一迅社IDコミックスゼロサムコミックス)
異世界の王女だった前世?の記憶を持つ高校生は、それは自分一人の記憶だと思っていたのに……。女の子の見分けがつかないけど、ちゃんと土の臭いが感じられるような異世界の描写がよい。おすすめです。