読了本
- 「プリンセスハーツ~これが最後の恋の巻~ (ルルル文庫)」想いを通じ合わせた「仮面夫婦」の二人は、それぞれの闘いへ身を投じる!ジルの方の闘いの陰険さといったら〜。二人が離れているので接触的ならぶらぶこそなかったですが、想いを通じ合わせたからこその信頼が頼もしかったです。
- 「月虹の鏡 孤蝶の園の寵姫たち (コバルト文庫)」後宮に入れられた二人の少女は、まだ一度も王からお声がかかっていない。二人の友情は永遠と思われたが……。その命加減はどこで区別されるんだー。自分の立場で考えると確かに難しいけど、どうなんだろう。
- 「ソードアート・オンライン〈5〉ファントム・バレット (電撃文庫)」今度は銃がメイン武器のVRMMOに潜入することになったキリトさん。うう……ん?またこのパターン?また好きになっちゃうの?そろそろ読むのやめようかと思います。
- 「騎士から逃げた花嫁 (ラズベリーブックス)」フランス貴族の娘、エレオノールは恐ろしい噂の騎士、コリンに嫁がされることに拒否し、男装して逃亡。隣の領地の娘シビルの世話をする仕事を得て、二年が過ぎた。しかし、シビルの婚約者はあのコリンだった!「わたしの黒い騎士 (ラズベリーブックス)」の続編。わはは。これ、ラブコメだよね?男装ものはもともと大好物なのですが、(まあ男装ものの良さを十二分に出しているとはいえないと思いますが)面白かったです。特にラブコメ部分。コリンは実に「男らしい」男なので、まー鈍いわ、告白してからもわけわからん行動だわ、笑わせてくれた。引用部分、否定する意味がわかんないよ(笑)。エレオノールは、そっこーやられても仕方がないような展開でしたが、なんとか無事でよかった……。義理の母親がまーこわくてこわくて……エレ、後ろ後ろ!的な(笑)。あ、あいかわらず朝チュンです。
「コリン」エレが笑った。「あなた、頬がへこむわ」
喜びは、来た場所にさっさと消え失せた。「そんなことはありえない」かたくなに言う。
「騎士から逃げた花嫁 (ラズベリーブックス)」(リン・カーランド・旦紀子訳・竹書房ラズベリーブックス)p485より
- 「となりの怪物くん(6) (KC デザート)」お互いにフツーのコミュニケーションが下手だけどわが道をゆくタイプな二人のラブコメ。白泉社好きにおすすなシリーズですが、今回も面白かった!
最初の巻から読み返した。このシリーズが特殊なのは、「コミュニケーション下手」であっても、それを別に欠点だとはみなさないでも生きていけるよね、みたいなところが見られるところと、みーんなばんらばんらなことしてるんだけど、実はリアルでもそんな感じなことあるよね、でもみんなが一緒にいることが大事なんだ、みたいなところかなと思います。他のマンガだと、ばんらばんらでありそうでも、共通した目標を持っていたりするものだったりするけど、そんなところもなく、ただほんとに時間と場所を共有しているだけみたいな、相手の気持ちなんてぜんぜんわかってないし、そのままいっちゃうみたいなところが変わっていて、面白い。ラブコメと言っていますが、ラブ未満もいいとこで、人間とコミュニケーションとる方法とは……てなところからはじめなきゃだめだよね!的な。