読了本
- 「宮廷神官物語 書に吹くは白緑の風 (角川ビーンズ文庫)」特殊な能力を持つけれどふつうの(ちょっとアホで素直な)少年、天青が主人公の物語の短編集。最初はニアBL?という雰囲気でちょっと……という感じだったけれど、最近の展開、そしてこの短編集と、かなり面白くなってきました。虎と姫様もっと活躍させてほしい!(^^)恋愛ゼロだけど、それでもこのシリーズはよいですね。
天青は最近ちょっとわかってきた。人が生きていくには、水や、食べ物や、寝床や……どうしても必要なものがいくつかある。命を繋ぐのになくてはならないものだ。
でもたぶん、それだけでは人は幸せにはなれない。
「宮廷神官物語 書に吹くは白緑の風 (角川ビーンズ文庫)」(榎田ユウリ・角川ビーンズ文庫)p219より