読了本
- 「ラズベリー 囚われの姫君と偽りの騎士 (ラズベリーブックス)」15世紀の英国。両親を失ったエリザベスは独力で領地を納めていたが、彼女との結婚をもくろむ子爵によって囚われの身になりかけ、とっさに侍女と入れ替わり、侍女として城内で工作を進める。彼女の望みは、長い間会ってもいない婚約者だったが……。身分偽り同士カップルです。この設定からいって、面白くなることは保証済みなのですが、予想通り面白かった。侍女として主人の婚約者といるはずなのに、彼にキスされて応えつつも侍女にキスするなんて!といらいらして、なんてもうどツボ。この流れで、いつそっちに進むのかと思ったら、そうきたか……うーん、なかなかに切ないっすね。面白かったので次も読みます。
- 「ついてくる怪談 黒い本 (ポプラポケット文庫 児童文学・上級?)」現代の怪談シリーズ第二弾。怪談が追い越して行くのが面白かった。ラストもいけてます。どれも現代らしい怪談だなあ。
- 「asin:404631141X:title」正義の怪盗レッドとしてコンビを組んでいる、いとこ同士の飛鳥とケイ。今回は、宿敵怪盗ファンタジスタとご対面。ファンタジスタの正体はちょっと予想できなかった。次回はぜひケイの活躍がみたいねえ。冷静な彼が見せる熱さが、このシリーズの醍醐味だと思います。