なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • 霧こそ闇の (メディアワークス文庫)」戦国時代の典医の妻は、この世のならぬものを見ることができた。その力によって、夫は病を治すことを手助けしてもらっていた。彼女の正体は……。端正だけど、エンタテインメント性もあって、なかなかよみやすい話でした。
  • 純白の朝はきらめいて (ライムブックス)」ハサウェイ家シリーズ第四弾。元放蕩者の長男、レオは家庭教師のキャサリンとぶつかってばかりだが、最近彼女のことが気になっている。レオ視点でくるとは思っていなかったが、男目線も好きだなー。レオは放蕩者と言っても、理由があってすさんでいただけなので、家族は大事にしてるし、信用することもできる。女慣れしているのをいいことに、まー誘惑しまくり(笑)。ひでーわよ。そーゆーことすっから、キャットに逃げられんだっつーの。キャサリンはキャサリンで、過去に脅えているのがかわいそうでした。しかし、ウィリアム一人ぐらいなら養ってやればよかったのでは(笑)。施しは嫌なのに犯罪は犯す意味がよくわからなかった。まー本筋はすごい好き!ではないけど、ハサウェイ家シリーズはシリーズものの家族では一番好きかも。悪口激しいやりとりが楽しい。家族の人数も多すぎないし、なんといってもワンコ(メリペン)が楽しすぎる。おすすめっす。読むなら「夜明けの色を紡いで (ライムブックス)」からがおすすめです。