読了本
- 「(P[こ]4?2)ラブオールプレー 風の生まれる場所 (ポプラ文庫ピュアフル)」バドミントンの天才プレーヤー・遊佐賢人の大学生活は当然バド一色。前巻ほどの盛り上がりはなかったけど、スポーツにかける青春が、「清らか」な感じではなく、かといって「にごりきった」でもなく、ちょっと性格の悪い遊佐の視点から語られます。全てが「きれい」な感じではないのが、リアリティを増して面白くしてるのかなあ。ラストの亮の「仕返し」がまた痛快。
こうなったら、覚悟を決めて、最後の一打まで存分に楽しもう。
瞬時に閃く一打を、相手コートに叩き込む快感。相手の決め球を奪いとる爽快感。
こいつに負けたら次はないという恐怖さえ、喜びに変えよう。
「(P[こ]4?2)ラブオールプレー 風の生まれる場所 (ポプラ文庫ピュアフル)」(小瀬木麻美・ポプラ文庫ピュアフル)p207より