読了本
- 「砂漠の国の悩殺王女 -それは甘くて苦い、蜜の味- (砂漠の国の悩殺王女シリーズ) (コバルト文庫)」未婚の男性を「悩殺」してしまう王女様が、久しぶりに会ったのに冷たくされてしまって……。これはフツーにシャムスひどい。もっとお仕置きしてやって〜従者〜。
- 「五骨の刃 死相学探偵(4) (角川ホラー文庫)」人の死相が見える能力のためもあり、ひととのつきあいかたがわからない青年が、「僕にゃん」と祖母の力を借りながら、少しずつ探偵としての力をつけていくお話。もー僕にゃんが有能すぎて!たまりません!大量殺人事件が起きた館に、探検にいった女性には、死相がついていた。その原因を探るうちに、また大量の死相を見てしまう。彼らの共通点は何なのか?ミステリ、といっても、不可思議な現象の原因をロジックでつきとめるというところは私のすごく好きなストーリー。主人公も地味男だし。ぜひ続きを出してほしいなーと思っていたシリーズなので、ひさびさに再開してくれて嬉しいです。表紙も模様替えして、最近のコージー路線を狙っているのかな?という感じ。女の子も投入して、ラブコメの準備も万端す!
依頼人は、死相という死の予告状を受け取った近い将来の被害者である。
問題の死相は、謎の動機を秘めたまま依頼人に死をもたらす犯人である。
そして自分は、死相に隠された動機を突き止め、依頼人を死から救う探偵である。
「五骨の刃 死相学探偵(4) (角川ホラー文庫)」(三津田信三・角川ホラー文庫)p35より
- 「湯神くんには友達がいない (1) (少年サンデーコミックス)」友達をつくることに興味のない湯神くんとからむことが多い転校生ちゃんの観察日記みたいな感じ?悲壮感のない友達ないっぷりは、痛いわけでもなく、なかなか面白いかも。