読了本
- 「贅沢な身の上 ときめきの数だけ抱きしめて! (コバルト文庫)」抱腹絶倒東洋ラブコメシリーズ・完結!ラストはまーだらだらと(笑)いろいろなエピソードで、それぞれ楽しく、この世界でやっていました。ラストのショートもよかった。ヒロインが「ラブコメ展開拒否」という変わった設定の中、残念陛下とか変なキャラクターとヒロインの鉄壁の運ですべてをなんとかしてしまうという話がとても面白かったです。ラストもただ甘いんだけど、その中でも「贅沢」らしさがあってよかった!おすすめ!
- 「双界幻幽伝 告白は先手必勝! (ビーズログ文庫)」シリアスな展開のなかでもどこかのほほんとしている雰囲気がなごみます。この中で「うまいこと言った」とか考えるヒロインって。
- 「忘れ物が届きます」過去のある一日が、いまになってよみがえる、というエピソードの大崎梢さんの短編集。あの事件はどういうことだったのか、ということを今になって考え始める。やっぱり「沙羅の実」かなあ。傷のいった実というのがぐっとくる。
- 「慚愧の赤鬼 修法師百夜まじない帖 巻之二 (小学館文庫)」修法師の百夜さんが、さまざまな「もののけ」を解明していくシリーズ。淡々と、でも百夜さんのたまーににこっと笑うところとかどうしてもひかれてしまいます。これがツンデレか……。キャラクター的にはかなりライトノベルに近いです。
- 「風雲あり―御家人風来抄 (幻冬舎文庫)」なんでも屋をしている浪人の青年が主人公。いつもは鬼婆(ただし美人)が痛快なんだけど、今回はちょっと控えめだった。もうちょっと鬼婆出して〜。