読了本
- 「亜夜子と時計塔のガーディアン 秘密のお茶会 (角川ビーンズ文庫)」19世紀末の英国留学を果たした亜夜子。到着早々に犯罪に巻き込まれたところを助けてくれた人に「ファグ」になれ、と命じられて……。少女小説でも、従順でない主人公だなあと思いました。ちゃんと自分で考えていけるこんな女の子、この時代に日本ではさぞ生きづらいことでしょう……。
「君は、言葉ではなく、行動で僕という人間を判断するのだな。……なかなか怖い人間だ。言い訳が、許されないのだからな」
「亜夜子と時計塔のガーディアン 秘密のお茶会 (角川ビーンズ文庫)」(喜多みどり・角川ビーンズ文庫)p69より