読了本
- 「おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目 (ビーズログ文庫)」女王となるべく足場を踏み固めている最中のレティ。今回は思わぬトラブルで一人で解決しきれなくなってしまってからの切り替えがまた見事。このシリーズほんとよいわ〜。少女小説としてはかなり規格外なので、大人の人や男性にもおすすめです。ただ、恋愛面は個人的にはなくていいと思う……なんでラストだけいれてくんのかなあ。レティ以外にも魅力的な人がいろいろとでてきます。彼らはレティに比べたら、少しのちからしかもたないかもしれないけれど、彼らの力があってレティができることもある。そう思わせてくれます。
「どうか私に、姫として最後に仕事ができたと、来た意味があったとそう思わせて」
「おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目 (ビーズログ文庫)」(石田リンネ・角川ビーズログ文庫)p161より
- 「かけもち女官の花○修業 -恋も画業もお手のもの!?- (ビーズログ文庫)」画家志望だけど挫折、女官として花嫁修業をしているアルマが、理想のモデルと知り合って……というお話。ラブよりコメが勝っているのが楽しく読めました。王妃、つよっ!