「宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット (集英社オレンジ文庫)」過去編。周囲の人が「わかり」すぎててちょっと恐い。 「転生少女の履歴書 5 (ヒーロー文庫)」リョウの故郷での戦い。やばいことになっております。 「わさんぼん(5) (まんがタイムコ…

「わが家は祇園の拝み屋さん5 桜月夜と梅花の夢 (角川文庫)」傷心の小春に周囲は優しくしてくれるが、他にも大きな出来事が。未熟な存在って、見ていて面白い。 「レモンメレンゲ・パイが隠している (ヴィレッジブックス (F-フ2-4))」今回は、「私は捜査はし…

「100億人のヨリコさん」貧乏人が紹介される学生寮……なはずなんだけど、なんかへんなひとばっかりが集まっている寮にはいってしまった。それだけじゃなくて、「へんなもの」が現れて……。そんな角度のみかたあり！？というところからの展開。面白かった。

「ブルーベリー・マフィンは復讐する (ヴィレッジブックス)」クッキー屋を営むハンナのコージーミステリ。のんきな田舎町での殺人事件に巻き込まれるというのが、「コージー」ものの定番ですが、このシリーズはまさしくそのケースで、しかも周囲がある程度そ…

「後宮刷華伝 ひもとく花嫁は依依恋恋たる謎を梓に鏤む (コバルト文庫)」通俗小説を書く「ごくつぶしの皇子」の妻となった女性の目的は……。 「身売りされたので 偽りの婚約者をすることになりました (フェアリーキス)」お父さんがよすぎてたまらん。おいしい…

「居酒屋ぶたぶた (光文社文庫)」ひとつの店ではなく、いろいろな形態のお店でのぶたぶたさんが見られます。下戸の人が主人公もあり。 「キャスター探偵 1 金曜23時20分の男 (集英社オレンジ文庫)」とてつもない美形で完璧外面を持つキャスター、愛。彼を「…

「ウサギの天使が呼んでいる (ほしがり探偵ユリオ) (創元推理文庫)」他人には「がらくた」に見えるモノを収集しては売る仕事をしている兄のユリオにふりまわされる無職の妹ちゃんのお話。 「春日坂高校漫画研究部 3 (MFコミックス ジーンシリーズ)」

「失踪者〈上〉 (創元推理文庫)」「失踪者〈上〉 (創元推理文庫)」結婚式に招待した女性が行方不明になって数年が経っていた。彼女についての記事を書かないかといわれたエレインだが、夫ともめたり、いろいろと事件が起きる。楽しくするすると読めた。他の…

「オークブリッジ邸の笑わない貴婦人3: 奥様と最後のダンス (新潮文庫nex)」シリーズ最終巻。19世紀の英国メイドとして「現代」に働く女性が、この「場所」がなくなったらどうするのか……？最後まで楽しく読ませてくれました。いいシリーズだあ。この空気がも…

「だからあなたは殺される」雑誌の読モの高校生が殺された。高校生女子は警察官の兄に協力するが……。予想の上を行く展開が面白かった。 「死日記」桂望実さんのデビュー作。死を感じた少年の日記とミステリ部分が同時に進むのですが、何か裏があるのかとおも…

「西川麻子は地球儀を回す。 (文春文庫)」地理のテキスト作成の仕事をしている麻子さんが地理知識を活かして推理するシリーズ。今回も面白かった。秘密都市、確かに面白そうだわ〜。 「東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて (光文社文庫)」 「Bの戦場 さい…

「令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活 (ビーズログ文庫)」これは「少女小説」だなと感じた。なんだろ。「ゲームの駒」感がないことが影響しているのかも。ただ、私の好みとは違っていた。 「悪役令嬢としてヒロインと婚約者をくっつけようと思うのですが…

「諦めない女」その少女がこつ然と消え、長い時間が経った。母親だけが、彼女の生存を請い望っていた……。なんとまあえぐい話。つよく生きておるなあ。 「銀河英雄伝説〈7〉怒涛篇 (創元SF文庫)」ビュコック元帥が一番印象が強かった。 「料理書のデザイン: …

「異世界トリップしたその場で食べられちゃいました (ビーズログ文庫)」異世界トリップしたその場で「食べられちゃった」けどまーいっか、というお話。ネットではもともと面白いなあと思っていたのですが、少女小説では……ないな、と今回読んで思いました。こ…

「寿フォーエバー (河出文庫)」ラストのめちゃくちゃ大団円にびっくり。泣ける……。やっぱり結婚式場ネタは鉄板ですね。

「暗い越流」葉村晶シリーズの作品含む短編集。 「ストロベリー・ショートケーキが泣いている (ヴィレッジブックス)」クッキーショップを経営しているハンナは、殺人事件によく出会ってしまうコージーなヒロイン（笑）。ふつうに暮らしている中の、証拠とか…

「カエル紳士と新米メイド」小説家になろう！サイトの山吹ミチルさん作。完結済。男爵家を弟と家出して、メイドとして働くことになった元令嬢。気苦労が多く、眠れない夜に庭で出会ったのは……紳士なカエル？やさしい雰囲気の中ですすむ気持ちがとてもよかっ…

「聖女の魔力は万能です 2 (カドカワBOOKS)」狭い世界の間は問題なく面白いんだけど、広げるとそれだけ後をかたづけないと、まとまりない印象が残るなあ。もともとのストーリーが好きなだけにちょっと残念。 「櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡…

「マリエル・クララックの最愛 (アイリスNEO)」 「パパは今日、運動会 (ちくま文庫)」ある文具メーカーの家族参加ありの運動会。悲喜こもごもです。女の先輩と「犬」の感じが好き。 「いまさら翼といわれても」以前から、千反田さんの宣言には違和感があった…

「灰と幻想のグリムガル level.9 ここにいる今、遥か遠くへ (オーバーラップ文庫)」 「木もれ日を縫う」行方不明だった母が東京に現れたが、ほんとうにこれは「母」なのか？三姉妹のもとを訪れた「山姥」の正体は？ 「マカロンはマカロン (創元クライム・ク…

「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。〈2〉 (レジーナブックス)」ラストの話がわっくわくでよかった。 「小さな家のローラ」安野光雄さんのイラストがふんだんに使われた「大きな森の小さな家」。このシリーズの何がいいって、ディティールだから、それが絵で…

「私は言祝の神子らしい〈2〉※ただし休暇中 (レジーナブックス)」 「愛を告げる天使と (ライムブックス)」お金がないが、養うべき「家族」のため、彼女は「愛人」となることを決断した。「愛人」から始まるロマンスです。

「それは団長、あなたです 2 (ディアノベルス 07)」主人公とヒーローの真摯さが楽しいシリーズ……なのですが、ヒーローの葛藤が物足りなかった。母親トラウマがなかったことになってしまっているのが残念。 「エノク第二部隊の遠征ごはん 1 (GCノベルズ)」新…

「リセアネ姫と亡国の侍女 (フェアリーキス)」亡国の皇女となることを、ずっと待ち望んでいた彼女が選んだ未来は……。書籍化、おめでとーございます！二組の全く違うカップルが味わえるプラス女の友情プラス兄妹愛もありーの、という何粒分もおいしすぎるスト…

「追跡犬ブラッドハウンド〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)」「追跡犬ブラッドハウンド〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)」麻薬捜索や行方不明者の捜索などをする犬を訓練して、実際捜索活動を行う仕事をしているヒロイン。危険な元亭主に狙われていたり、よ…

「古書カフェすみれ屋と悩める書店員 (だいわ文庫)」古本カフェなんだけど食べ物がめちゃめちゃうまそう。たーべーたーいー（もだもだ）。おばあさんの食べたいものが食べられてよかった……！主人公の得意分野が、ヨーロッパ系ではなく、アメリカというのが面…

「小説 夏空のモノローグ (オトメイトノベル)」ゲームが原作のオリジナルストーリー、かな？夏空は、番外編がいくらでも作れるつくり（笑）なので、こういう企画は大歓迎です。ゲームの雰囲気とぴったりしたお話でした。表紙はちょっと詐欺かなと思うけど(^^…

「ハーシェリク(4) 転生王子と光の英雄 (Mノベルス)」ハーシェリク、戦場デビュー！？まあさんざんな展開で、そこから更に。 「上流階級 富久丸百貨店外商部II」関西の百貨店の外商部のバリキャリお姉さまのお話。今回はおぼっちゃま男子にも注目が。手堅い…

「真夏の東京蚤の市」の「物々交換の本棚」 http://tokyonominoichi.com/2017_summer/exhibitors/hondana に参加してきました。本のタイトルが見えないように、ラッピングした本を交換するという企画です。 私がいただいたのはこれでしたー。楽しく読めそう…

「相棒はドM刑事 3 横浜誘拐紀行 (集英社文庫)」限りなくコージーっぽい雰囲気だけど、刑事が主人公のミステリ。 「今の世の中って、失敗を許さないような風潮があるじゃない」 「相棒はドM刑事 3 横浜誘拐紀行 (集英社文庫)」（神埜明美・集英社文庫）p339…