読了本

• 「花に降る千の翼 (角川ビーンズ文庫)」南国を舞台にした政治絡みありのファンタジー。おてんばな王女が、病弱な妹姫の代わりに隣国へ行くが、その国の王に口説かれて困りまくる。なかなか華やかで面白かった。南国の花が美しい舞台が新鮮ですね。しかし、王女とあれをあっさりくっつけていいのですか＞王様
• 「あねのねちゃん」幼い頃から人見知りをする女性が恋人にふられ、仕事でうまくいかないときに現れた「あねのねちゃん」。幼い頃に心の中でつくりだしたともだち「あねのねちゃん」が、大人になった自分の前に現れ、彼女の憎むべき相手に復讐を始める。ホラーかと思いきや、やはりカジシンらしい終わり方で。女性が主人公の話は珍しいような気がします。
• 「蟲師(9) (アフタヌーンKC)」メモし忘れ。あいかわらずです。よい意味で。
• 「EXIT 11 (バーズコミックス ガールズコレクション)」一言で言うとバンドもの。でも、よいバンドものです。熱すぎない情熱と疲れ、鬱屈と晴れが同居している感じがいい。おすすめです。あ、同性愛な関係はないのでご安心を。最初の話は、雪たんと凡河内の逢引ー。拓也と凡河内は、ある意味恋愛関係に近い（セクシャルな意味ではなく）ので、緊張感があって面白い関係です。

「そういうのあるある！　ずっと応援してていざ売れちゃうと嬉しいんだけどちょっと複雑な……」
「EXIT 11 (バーズコミックス ガールズコレクション)」（藤田貴美・幻冬舎コミックス）p99より