読了本
- 「紅牙のルビーウルフ〈6〉自由の風が吹く夜明け (富士見ファンタジア文庫)」一国の王女でありながら、狼と盗賊たちに育てられて、野性を持ったまま成長したルビーウルフ。彼女が女王として一人前になるまでの物語を描いたシリーズです。ルビーウルフたち一行は、砂漠を越え、各々の国へ戻ろうとしていた。シリーズ最終巻。
シリーズ最初の頃からの、ルビーウルフは常に型破りだけど、爽快感ある選択をする、という筋が通った最終巻でした。政治ものとしてはものたりないと思いますが、王家ものとか好きな人なら面白いかも。女の子も歓迎、なシリーズです。
「自分のためで、何が悪い?」
ルビーウルフ「紅牙のルビーウルフ〈6〉自由の風が吹く夜明け (富士見ファンタジア文庫)」(淡路帆希・富士見ファンタジア文庫)p257より
- 「マルタ・サギーは探偵ですか?| A collection of s. (富士見ミステリー文庫)」名探偵と名高い探偵Mことマルタ・サギー。彼の真の姿は……?マルタは置いといて、実は探偵に惚れている美女怪盗という設定が面白かった。この作者の会話は下手するとちょっと嫌味な感じになるので、微妙だと思う。本編読まないでいきなり短編集ですが、問題なかったみたい。