なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • とらドラ!〈8〉 (電撃文庫)」竜児、いっぱいいっぱいの修学旅行編。竜児くんあまり好きでないことが判明(笑)。みのりんが悩んでいるともうかわいそーでならんわ。さっさとふっきれておしまい!ところで、アニメは非常によい出来ですね。
  • 白い人たち」フランシス・ホジソン・バーネット(「小公女 (新潮文庫)」「秘密の花園」の作者)による短編。まるで孤島の城のように数少ない使用人とだけで育った少女が、「白い人たち」と呼んでいるひとたちは、人間にそっと寄り添うひとたち。すごい感動!というよりは、優しい物語だった。こんな話も書いてたんだなあ。こどものときに読んだら、違う感想を持っていたような気がする。じわっとくるものがある。
  • 楚留香 蝙蝠伝奇〈上〉 (小学館文庫)」死の病からよみがえった友人の娘は、なぜか敵の家の娘だと名乗り始めた。友人のために、その家に調査に出向く楚留香だが……というのが上巻のあらすじ。下巻の解説が、田中芳樹さんなのだが、すごく田中芳樹さんが好きなのがわかるなーという感じにエンタテインメント伝奇な話。楚留香という怪盗?が活躍するシリーズらしい。怪盗っぽいところは上巻にはなかったけど(笑)。あまり戦うシーンはあいかわらずない。あるんだけどあまり印象に残らないのは、私が興味ないからかなあ。武侠って、中国の「剣と魔法」なのかなあと思った。戦いがメインかどうかではなく、そういう設定があればいいのだよみたいな。しかし、あの女の子のいさぎよさにはびっくりした。漢を見た!というところだ。挿絵はなんかイメージ違うなあ。こんな伝説っぽい舞台じゃないと思うんだけど。