読了本
- 「秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)」「秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)」小市民を目指す二人が別れて、小鳩くんにかのじょができました。って、ええ!?バスの場面で……小鳩くん、だめだめじゃん(笑)。二人がそれぞれで「恋人」をつくってみました、という話になっていて、それでも自分の本性を抑えきれないのがよくわかりました。とちゅうまで、新聞部にいらいらしながらも読んでよかった。「あはっ」は秀逸。
「体温が上がるよ」
小鳩「秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)」(米澤穂信・創元推理文庫)p212より
- 「なんでも魔女商会 (5) きえた魔法のダイヤ (おはなしガーデン)」「コットンの夏休み―なんでも魔女商会〈6〉 (おはなしガーデン)」ツンデレ魔女のシルクがお洋服をリフォームするシリーズ。6巻がなかなか面白かった。「めしつかいねこ」の設定は、いけるネタだと思ったんだ!ドレスがいいなあ……ほんと。カラーの挿絵がたまらん。ドレスとか可愛い小物好きなら、大人も一見の価値ありだと思う。
「あたりまえよ。だれかががまんしたり、かなしんだりしたら、リフォームじゃないもの」
シルク「コットンの夏休み―なんでも魔女商会〈6〉 (おはなしガーデン)」(あんびるやすこ・岩崎書店)p103より
- 「将国のアルタイル(1) (シリウスKC)」中東っぽい世界観の軍隊の話。主人公がどうも女の子に見えてしかたがなかった。将軍がこんな単独行動ばっかりでいいのだろうか。将軍なら、ひきいているところが見たい。